コーディング

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Excelのセルの幅を一括で自動調整するVBAのサンプルコード(VBAのAutoFitの使用例)

Excelのセルの幅を一括で自動調整するVBAのサンプルコードを紹介します。仕様Excelを使っていると、以下のようなことがあります文字切れで文章が見えなくなる無駄にセルの幅が広くて見た目が悪い。例えば以下のキャプチャはIDや年齢の幅が広すぎますし、名前の幅は狭すぎて何が書いてあるかわかりません。今回のVBAのサンプルコードは、この幅を自動調整するサンプルコードです。手動で直す場合ちなみに手動で修正する場合は、以下の操作を実施します。対象のセルの幅を広げます。書式メニューから「列の幅の自動調整(I)」を選択します。※セルの境目でダブルクリックするともっと早いですね。すると、以下のように幅が調整されます。VBAもこれをプログラムにするだけですね。ソースコードソースコードは以下のとおりです。AutoFitを使用するのがポイントになります。そして実行していることは基本的に手作業でしていたことを、自動化しただけであるというのもポイントです。Option ExplicitSub AutoFitColumns() '最右端の列番号の取得(表が2行目から始まっているため、2行で評価していることに注意...
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PowerShellで数値から変換して、ASCII文字の127文字全てを出力するサンプルコード

PowerShellで数値から変換して、ASCII文字の127文字全てを出力するサンプルコードを紹介します。ASCIIコードとは1963年に制定された、アメリカ合衆国における情報通信用の文字コードです。アルファベットや数字、記号などを文字コード化したもので、情報をやりとりするために使用されます。英語圏を想定した、以下の4つの文字で構成されています。ASCIIコードで表現される文字《英語で使われるアルファベット》の大文字と小文字英文でよく使われる約物など0から9までの数字(アラビア数字)制御文字そして他のUNICODEやSJISはASCIIコードを拡張した文字コードです(ASCIIベース)。なので、ASCIIと重複する数値をUNICODEに変換してもASCIIと同じ符号化ができます。ここが今回のソースコードのポイントになります。ソースコード以下のコマンドとps1ファイルを準備しておきます。コマンドpowershell -ExecutionPolicy RemoteSigned -File "outASCII.ps1"outASCII.ps1$str = ""for($i=0; $i -l...
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PowerShellのScriptファイル(*.ps1)をダブルクリックで実行できるようにするショートカットの作成手順

PowerShellのScriptファイル(*.ps1)をダブルクリックで実行できるようにするショートカットの作成手順を備忘録として残します。解決内容以下の問題点を解決します。問題点PowerShellのScriptファイル(*.ps1)を実行するには、コマンドラインを開いて以下のようなコマンドを実行します。このままだとスキルの低い人にPowerShell Scriptを配布した後、実行方法を説明するのが少々面倒です。(サラリーマン社会は技術以外にも部課長、お客様など技術者層以外にもファイルを配布することがよくあるのです)解決結果そのため以下のようにショートカットファイルをダブルクリックするだけでPowerShellファイルを実行してくれるようにします。手順以下の手順を実施します。まずPowerShellのScriptファイルを用意します。記述内容は仮に「PowerShellファイルを実行しました」のメッセージを表示するスクリプトにしています。exec.ps1(PowerShellファイル)Write-Host "PowerShellファイルを実行しました"pause次にショートカット...
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PowerShellでJSONファイルを読み込むサンプルコード(レコードのようなJSONファイル編)

PowerShellで同じ定義が続くレコードのようなJSONファイルを読み込むサンプルコードを紹介します。ファイル構成jsonファイルとpowershellファイル(ps1)は同じディレクトリに格納しています。ソースコードコマンドを叩くと、JSONファイルを読み込んで全部出力します。今回は2パターンのforeach文でidとnameを出力します。コマンドpowershell -ExecutionPolicy RemoteSigned -File "ReadJson_multi.ps1"ReadJson_multi.ps1# JSONファイルの読み込み$jsonContent = Get-Content -Path "json_multi.json" -Raw$jsonObj = ConvertFrom-Json $jsonContent# 繰り返し処理 1 $jsonObj | ForEach-Object { Write-Host $_.id }# 繰り返し処理 2foreach($person in $jsonObj){ Write-Host $person.name}json_m...
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PowerShellでJSONファイルを読み込むサンプルコード(設定ファイルのようなJSONファイル編)

PowerShellでJSONファイルの設定ファイルを読み込むサンプルコードを紹介します。同じ列定義が続くレコードのようなJSONファイルの読み込みは別記事で紹介します。ファイル構成jsonファイルとpowershellファイル(ps1)は同じディレクトリに格納しています。ソースコードコマンドを叩くと、JSONファイルのいくつかのプロパティを読み込みます。コマンドpowershell -ExecutionPolicy RemoteSigned -File "ReadJson.ps1"ReadJson.ps1# JSONファイルの読み込み$jsonContent = Get-Content -Path "json1.json" -Raw$jsonObj = ConvertFrom-Json $jsonContent# プロパティの確認# 文字列Write-Host $jsonObj.property1# 数値Write-Host $jsonObj.property2# 階層構造Write-Host $jsonObj.property3.namejson1.json(JSONファイル){ ...
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PowerShellでJSONファイルへ書き込むサンプルコード

PowerShellでJSONファイルへ書き込むサンプルコードを紹介します。ファイル構成jsonファイルとpowershellファイル(ps1)は同じディレクトリに格納しています。ソースコードコマンドを叩くと、JSONファイルを読み込み、ageプロパティとpets.typeプロパティを変更し書き込みます。また、プロパティ"language" : "japanese"を新規に追加します。コマンドpowershell -ExecutionPolicy RemoteSigned -File "WriteJson.ps1"WriteJson.ps1# JSONファイルの読み込み$jsonContent = Get-Content -Path "json1.json" -Raw$jsonObj = ConvertFrom-Json $jsonContent# プロパティの変更# 年齢$jsonObj.age = 99# ペットの種類$jsonObj.pets.type = "bird"# プロパティの追加# 母語$jsonObj | Add-Member -Name "language" -Va...
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VBAによるswap関数(2つの変数の値を交換)のサンプルコード

VBAによるswap関数(2つの変数の値を交換)のサンプルコードを紹介します。SWAP関数とはSWAP関数とは「二つの変数の値を入れ替える」基本的な関数です。ソートアルゴリズムを学ぶ際に、SWAP関数は必ず必要な知識になります。ここではVBAで、2ステップに分けてSWAP関数を作成していきます。二つの変数の値を入れ替えるコードを作成する上記のコードをSWAP関数化する二つの変数の値の入れ替えまずはシンプルに2つの変数の値を入れ替えます。関数化は後で実施します。ソースコードThisWorkbookの下にソースコードを記述しました。swap1.xlsmOption ExplicitSub main() Dim dataA As String Dim dataB As String Dim temp As String dataA = "AAAA" dataB = "BBBB" MsgBox "実行前:" & Chr(13) + Chr(10) & dataA & "," & dataB temp = dataA dataA = dataB dataB = temp MsgBox "実行後:...
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PowerShellによるswap関数(2つの変数の値を交換)のサンプルコード

PowerShellによるswap関数(2つの変数の値を交換)のサンプルコードを紹介します。SWAP関数とはSWAP関数とは「二つの変数の値を入れ替える」基本的な関数です。ソートアルゴリズムを学ぶ際に、SWAP関数は必ず必要な知識になります。ここではPowerShellで、2ステップに分けてSWAP関数を作成していきます。二つの変数の値を入れ替えるコードを作成する上記のコードをSWAP関数化する二つの変数の値の入れ替えまずはシンプルに2つの変数の値を入れ替えます。関数化は後で実施します。ソースコードコマンドpowershell -ExecutionPolicy RemoteSigned -File "swap.ps1"swap.ps1$data1 = "あいうえお"$data2 = "かきくけこ"Write-Host ("入れ替え前:" + $data1 + "," + $data2)# 値の入れ替え$temp = $data1$data1 = $data2$data2= $tempWrite-Host ("入れ替え後:" + $data1 + "," + $data2)Read-Ho...
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Excelのセルの末尾の余分な改行をまとめて削除するVBAのサンプルコード

Excelのセルの末尾の余分な改行をまとめて削除するVBAのサンプルコードを紹介します。仕様下記のシートのA列のように文末に余分に改行があるとします。※B列に補足を入れていますこれを以下のシートのように、余分な改行を削除するVBAを考えました。文章の途中の改行は残しつつ、文末の改行だけを消すのです。ソースコードソースコードは以下のとおりです。Option ExplicitSub deleteLineBreak() Dim i As Long For i = 1 To Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row Dim CellValue As String CellValue = Worksheets("Sheet1").Cells(i, 1).value '文字数回繰り返す Dim j As Long For j = 1 To Len(CellValue) '最後の文字が改行コードの場合 If Right(CellValue, 1) = vbLf Or Right(CellValue, 1) = vbCr Then '最後の文字以外を格納 CellValue...
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Excelの各セルのフォント名(フォントファミリー)を変更するPowerShellのサンプルコード

Excelの各セルのフォント名(フォントファミリー)を変更するPowerShellのサンプルコードを紹介します。仕様ローカルの任意の場所にPowerShellの*.ps1ファイルと、Excelファイルを格納します。「Book1.xlsx」のA列のセルのフォント名を変更してみます。後でPowerShellの実行前後を比較するため、B列にもA列の内容をコピーしておきます。PowerShell実行前のフォント名は游ゴシックです。これを以下のような別のフォント名に変更させます。セル位置実行前実行後A1游ゴシックMS PゴシックA2游ゴシックMS ゴシックA3游ゴシックMS 明朝A4游ゴシックメイリオA5游ゴシック游ゴシックソースコード以下のコマンドとps1ファイルを準備しておきます。コマンドpowershell -ExecutionPolicy RemoteSigned -File "setExcelFontName.ps1"setExcelFontName.ps1$excel = New-Object -ComObject Excel.Application$book = $null$exc...