以前記事にも書いたのですが、PowerShellの関数の仮引数は丸括弧を使用しません。
PowerShellは他の言語と関数への仮引数の記述が違うので、記述例を一覧化して残してみようかと思います。
引数の記述例
引数なし~引数2つまでのいろいろなパターンを実行結果含めてみました。
引数なし
引数なしのパターンです。
ソースコード
function doFunction(){
Write-Host "zero"
}
#引数なし
doFunction
Read-Host
実行結果
引数1つ
引数が1つのパターンです。
ソースコード
function doFunction($a){
Write-Host $a
}
# 引数 1つ
doFunction 1
Read-Host
実行結果
引数2つ(数字と数字)
引数が2つのパターンです。
ソースコード
function doFunction($a,$b){
$result = $a * $b
Write-Host $result
}
# 引数 2つ
doFunction 2 3
Read-Host
実行結果
引数2つ(数字と文字列)
違う型の引数が2つあるパターンです。
ソースコード
そのまま内容表示でも良いのですが、念のため型と内容を確認しています。
function doFunction($a, $b){
$result = "引数1:" + $a.GetType().Name+ ", 引数2:" + $b.GetType().Name
Write-Host $result
$result = [string]$a + "," + $b
Write-Host $result
}
# 引数 2つ(数値と文字列)
doFunction 2 "文字です"
Read-Host
実行結果
引数2つ(戻り値あり)
戻り値があるパターンです。
ソースコード
掛け算をする関数に5と2を渡し、戻り値を表示します。
function getResult($a,$b){
return $a * $b
}
# 引数 2つ(戻り値あり)
$result = getResult 5 2
Write-Host $result
Read-Host
実行結果
参考情報
環境
下記の環境で作成・実行しております。
No. | 環境 | バージョン |
---|---|---|
1 | OS | Windows10 |
2 | PowerShell | 5.1 |
以上です。