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PowerShellによりフォルダ内の各ファイルの名前に更新日時を追記するサンプルコード

PowerShellによりフォルダ内の各ファイルの名前に更新日時を追記するサンプルコードを紹介します。仕様以下の通り、フォルダ内にいくつかのファイルがあります。変なファイルネームネーミングルールの単体結果エビデンスや、一定時間間隔でキャプチャした画像というのがよくありそうです。実行前これらのファイルの後ろに更新日時を追記してみます。実行後ファイルソースコード$files = Get-Item *.xlsxforeach($file in $files){ $newfileName = $file.BaseName + "_" + $(Get-ItemProperty $file).LastWriteTime.ToString("yyyyMMdd-hhmmss") + $file.Extension Rename-Item $file $newfileName}PauseGet-Itemで「*.xlsx」を指定することによってExcelのみを取得するようにしていますが、他の拡張子に変更すればテキストやワードファイルも可能です。また、$newFileへの格納内容は下記のとおりです。命令説明...
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PowerShellによりフォルダ内のファイルの更新日時をランダムな日時するサンプルコード

PowerShellによりフォルダ内のファイルの更新日時をランダムな日時するサンプルコードを紹介します。ファイルを自動生成したときとか更新日時が同じになるのですが、大人の事情で更新日時を変えざるを得ないときがあるのです。。仕様何かの成果物(設計書、仕様書)をプログラムで一括で作ってしまうと、すべての更新日時が同じになってしまうことがあります。これを諸事情により人が作ったように、PowerShellでランダムな日付にしてみます。実行前実行後このように更新日時をめちゃくちゃにしてみます。ファイルソースコードChangeFileUpdatedDateTime.ps1$files = Get-Item *.xlsxforeach($file in $files){ # 現在の日時 $randomDay = (Get-Date) # 減算する日時の値を取得 # 年(0~5年) $minusYear = Get-Random -Maximum 5 -Minimum 0 # 月(0~3か月) $minusMonth = Get-Random -Maximum 3 -Minimum 0 # 日(0~3...
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PowerShellによってフォルダ内のExcelファイルの印刷枚数を一括で取得するサンプルコード

PowerShellによってフォルダ内のExcelファイルの印刷枚数を一括で取得するサンプルコードを作成しました。Excelファイルの印刷枚数カウントのよくある悩み納品前になって突然ですね、お客さん作った成果物(Excel)の枚数を一覧化してくださいなんていうことがたまにあります。これが2、3ファイルならたいした作業じゃないからいいんです。が、この作業はふたを開けるとファイル数が多かったり、開いてみてシート数が何十とかあったりします。実際にやると何時間も時間がかかりませんか?私地球環境を大事にする時代にプリンタの印刷枚数なんか数えてもなあが、偉い人が物量を知る指標としてはいいんでしょうね、きっと。ただこの作業、ちょっとスクリプトを組めばすぐ作業が終わるかもしれません。仕様例として下記のようなPowerShellと、印刷枚数をカウントするExcelファイルを用意します。Excelファイルはシートを複数用意して、印刷枚数を分かりやすくするため、改ページプレビューをしています。ファイル数と、シート数はいくらあっても良いものとして考えますが今回は2ファイル、各々数シートで考えます。ソースコード...
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PowerShellからのExcel操作時のApplication.Calculationの設定による速度の違いを測定をしてみた

Excelマクロでは、無駄な再計算でマクロの実行速度を落とさないために、実行中はApplication.Calculationの自動計算をOFFにするコードを記述することがあります。PowerShellでこのプロパティを操作したときも、実行速度に影響があるか検証してみました。検証手順PowerShellのScript(*.ps1)でExcelに、数値と計算式を10000行3列、設定します。下記の2パターンをそれぞれ10回テストして、実行時間の平均値を求めます。パターンNo.検証パターンApplication.Calculation補足数値セル計算式セル1自動計算ONの状態(PowerShellのScript内で未設定)Excelファイルの設定の初期値のままとする。10000行(A1~A10000 セル、B1~B10000)10000行(C1~C10000セル)2自動計算OFFの状態xlCalculationManual意図的にPowerShellのScript内で意図的にOFFにする。処理の最後でONにする。10000行(A1~A10000 セル、B1~B10000)10000行(C1...
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PowerShellによってExcelのテキストボックスの位置、色、その他書式を変更するサンプルコード

PowerShellによって図形のテキストボックスの位置、色(背景色、文字色)、書式(太字、斜体、下線、取消線)を設定するコードが、あまりWeb上に見つからないのでサンプルコードを作ってみました。仕様下記のようなPowerShellのScript(*.ps1)と、編集先のExcelファイルを用意します。Excelファイルの中にいくつかテキストボックスを配置して、PowerShellからこれらのテキストボックスの位置や色、書式を変更してみたいと思います。ソースコードExcelファイルを1ファイル読み取って、中にある図形については個別に編集します。changeSettingsExcelTextBox.ps1$excel = New-Object -ComObject Excel.Application$book = $null$excel.Visible = $false$excel.DisplayAlerts = $false$fileName = "Book1.xlsx"$filePath = (Convert-Path .) + "/" + $fileName$book = $exc...
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PowerShellによってExcelのテキストボックスの値を設定するサンプルコード

PowerShellによって図形のテキストボックスの値を設定するコードを中々見つけられません。自力でサンプルコードを作ってみました。仕様下記のようなPowerShellのScriptファイル(*.ps1)と、編集先のExcelファイルを用意します。Excelファイルの中にいくつかテキストボックスを配置して、初期値として適当な値が記載されている状態にします。PowerShellのScriptによってこれらのテキストボックスのテキスト値を変更してみます。ソースコードExcelファイルを1ファイル読み取って、図形を1つずつループで取得し、テキストを1つ1つ書き換えていきます。ここでは"図形の値"という文字列と、1からの連番をテキストボックスへ格納します。changeExcelTextBox.ps1$excel = New-Object -ComObject Excel.Application$book = $null$excel.Visible = $false$excel.DisplayAlerts = $false$fileName = "Book1.xlsx"$filePath = (...
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PowerShellによってExcelのテキストボックスの値を取得するサンプルコード

PowerShellによってExcelの図形のテキストの値を取得するコードが、Web上になかなか見つからなかったので、サンプルコードを作ってみました。仕様下記のようなPowerShellのScriptファイル(*.ps1)と、読み込む先のExcelファイルを用意します。Excelファイルの中には、いくつかテキストボックスを配置して、その中にテキストを記述しています。これらのテキスト値を抽出し、PowerShellのコンソールに出力しようと思います。(ちなみにA1セルの値は意味はないです)ソースコードExcelファイルを1ファイル読み取って、図形を1つずつループで取得し、テキストをコンソール出力します。基本的にはPowerShellで記述する場合もVBAで記述する場合も一緒なのですが、細部がPowerShell仕様なので注意が必要です。readExcelTextBox.ps1$excel = New-Object -ComObject Excel.Application$book = $null$excel.Visible = $false$excel.DisplayAlerts = $...
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PowerShellのScriptファイル(*.ps1)をダブルクリックで実行できるようにする*.batの作成手順

PowerShellのスクリプトファイル(*ps1)を実行するには、コマンドを入力して実行する必要があります。しかしそれだとPowerShellに慣れていない人々にとっては敷居が高く、配布の時に壁になることがあります。なので解決方法として、ダブルクリック用のバッチの作りましたので、そのやり方を残しました。解決内容以下の問題点を解決します。問題点PowerShellのScriptファイル(*.ps1)を実行するには、コマンドラインを開いて以下のようなコマンドを実行します。このままだとスキルの低い人にPowerShell Scriptを配布した後、実行方法を説明するのが少々面倒です。(サラリーマン社会は技術以外にも部課長、お客様など技術者層以外にもファイルを配布することがよくあるのです)解決結果そのため以下のように、「exec.bat」のようなバッチファイルをダブルクリックするだけで、PowerShellファイルを実行してくれるようにします。ソースコードバッチファイルとPowerShellのファイルは以下のサンプルコードを例とします。バッチファイルpowershell -Execution...
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フォルダ内のExcelの非表示シートの有無、拡大率100%、カーソル位置A1をチェックするPowerShellサンプル

以前、VBAで拡大率100%、カーソル位置A1を一括でチェックするPowerShellのScript(*.ps1)を書きました。あくまでフォルダ内のExcelファイルを一通りチェックして問題のある部分をピックアップするだけです。仕様例えばフォルダの中に納品前のExcelファイルが沢山あって、1つずつ目で問題ないかチェックするのは大変だと思いませんか?よく納品前のチェックリストに記載されていることとして下の3つが挙げられていると思います。お客さんに見せてはいけない非表示シートが混じっていていませんか?※これは大変まずい全部のシートで拡大率は100%にしていますか?カーソル位置がA1になっていますか?これらを手作業で確認すると結構な工数がかかる作業になってしまいます。今回上記の3点の確認をファイルを壊さずにスクリプト1本で確認してみます。ソースコードやることは大まかに以下のことです。作業フォルダに移動する作業フォルダ内にあるファイルごとにループするエクセルファイルを開くシートごとにループする各種チェックをする非表示シートチェック拡大率チェックカーソル位置チェック(A1)エクセルファイルを閉...
JavaScript

シーザー暗号を生成するJavaScriptのサンプルコード

シーザー暗号を生成するJavaScriptのサンプルコードを紹介します。シーザー暗号とは※実はここの説明は以前作成したVBA版と同じなのですが・・シーザー暗号は元の文章の中の各文字を、決められた文字数分シフトして暗号文とする暗号です。文字数のシフト数が3の場合は下記のとおりです。平文暗号文excelbuzbi古代ローマの軍事的指導者ガイウス・ユリウス・カエサル(英語読みでシーザー)が使用したことから、シーザー暗号と呼びます。ただし、この暗号方式は既に解読法がわかっている暗号方式なので、遊び程度で使用するのがよろしいかと思います。仕様HTML形式で下記のような画面を用意し、暗号化ボタンを押下した際に、指定したシフト数分、文字が前にずれる仕様にします。下の画像は実行結果のイメージです。制約Aが入力された場合はアルファベットのZに戻り出力するというシンプルな仕様にするため、入力は全て英字に限定します。アルファベットAからZに戻るだけでなく、記号やスペース、ひらがなや漢字を含めたときに文字体系ごとに考慮が必要になり、コードが複雑になるのを避けるためです。大文字・小文字は全て小文字に変換します。...