コーディング

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ファイルを更新日付ごとにフォルダ分けするPowerShellのサンプルコード

大量格納されたファイルを更新日付ごとにフォルダ分けする、PowerShellスクリプトのサンプルを紹介します。仕様フォルダに格納されたファイルを更新日付ごとに、サブフォルダに格納します。実行イメージ下記のファイルの例だと、4/17のファイルが1つ、2/25のファイルが4つ格納されています。この場合は各ファイルが、フォルダ「20220417」、フォルダ「20220225」へ割り振りされます。ソースコードソースコードは下記のとおりです。$currentPathは日付ごとにフォルダ分けしたいファイルが存在するパスです。適当に変えてください。更新日付ごとにフォルダ分け.ps1$currentPath = "C:\temp\powershell\file\"#作業フォルダ移動Set-Location -Path $currentPath#フォルダのファイル一覧取得$items = Get-ChildItem -File#ファイルごとにループforeach ($item in $items) { #フォルダ名作成(年月日) $newFolder = $item.LastWriteTime.ToSt...
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Excelの各セルのURLを読み込んでURIデコードするサンプルコード(%で始まる謎の文字列を日本語にする)

Excelの各セルのURLをループで読み込んでURIデコードをするサンプルを紹介します。仕様画面仕様下記の通り表とボタンを用意しています。ボタンを押下すると、「変換前」の列を読み込んでURIデコードをして、変換後の列に出力します。ソースコードSub ボタン1_Click() Dim i As Long Dim cellValue As String Dim decodedURI As String 'クリア処理 Range(Range("B5"), Range("B" & Cells.Rows.Count)).ClearContents 'ヘッダ行以降を処理させるため5行目を選択 Cells(5, 1).Select Do 'オフセットによる行移動 cellValue = ActiveCell.Offset(i, 0).Value If Len(cellValue) = 0 Then '入力値がない場合終了 Exit Do Else 'URIDecode With CreateObject("ScriptControl") .Language = "JScript" decodedUR...
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各セルを読み込んで特定文字がある場合、背景色を黄色く強調するVBAのサンプルコード(正規表現バージョン)

以前、Excelのヘッダー行を除く各セルをループで読み込んで特定文字がある場合、背景色を切り替えるVBAのサンプルをInStrで実現しました。「~という文字列を含む」という程度の文字列検索の場合はこれでよいのですが、細かい文字列条件の検索は正規表現を使用する必要があります。仕様InStr版と画面は同じで、下記の通り表とマクロ実行用のボタンを用意しています。今回は正規表現を「^か」とし、セル内の文字列が「か」で始まった場合に背景色を黄色にします。.Pattern = "^か" '正規表現パターンボタン押下後に表内のセルを全て検索して、正規表現に一致した場合、場合に背景色を切り替えます。また、前回と同様にヘッダー行は検索対象から除いています。ソースコードSub ボタン1_Click() '正規表現オブジェクトの設定 Dim reg As Object Set reg = CreateObject("VBScript.RegExp") With reg .Pattern = "^か" '正規表現パターン .IgnoreCase = False '大文字と小文字を区別する .Global = ...
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各セルを読み込んで特定文字がある場合、背景色を黄色く強調するVBAのサンプルコード

各セルをループで読み込んで特定文字がある場合、背景色を切り替えるVBAのサンプルを紹介します。仕様ボタン押下後に表内のセルを全て検索して、特定の文字を含んだ場合に背景色を切り替えます。今回のサンプルはセル内に「か」を含んだ場合に、背景色を黄色にします。今回1つだけ工夫した点があり、ヘッダー行は除いています。ソースコードSub ボタン1_Click() '対象範囲を選択する(ヘッダー行は除く) With Range("A3").CurrentRegion 'そのままだとA1:C7まで選択されるので、 '行数を7行から5行へ2行減らす、かつアクティブセルをA1からA3まで2行ずらす .Resize(.Rows.Count - 2).Offset(2).Select End With '選択したセル範囲を全てループ For Each c In Selection If (InStr(1, c.Value, "か") > 0) Then '背景色を黄色にする c.Interior.Color = ColorConstants.vbYellow Else '背景色を白色にする c.Interio...
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テキストファイルを読み込んで、正規表現で絞り込み、Excelに出力するVBAのサンプルコード

テキストファイルから読み込んで、正規表現で絞り込みして、Excelファイルに出力するVBAのサンプルを紹介します。仕様ファイルを1行ずつ読み込み、正規表現にマッチした場合、Excelセルに書き込みます。今回は正規表現の例として「^.A.$」のパターンにマッチしたものを抽出します。※正規表現の内容は「行の中にAの文字が含まれること」です。ソースコードSub ボタン1_Click() Dim i As Long Dim inputFileName As String Dim fileNumber As Long Dim fileLine As String '正規表現オブジェクトの設定 Dim reg As Object Set reg = CreateObject("VBScript.RegExp") With reg .Pattern = "^.*A.*$" '正規表現パターン .IgnoreCase = False '大文字と小文字を区別する .Global = True '文字列全体を検索するか(True) End With fileNumber = FreeFile inputF...
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各セルを縦に読み込んで行き、正規表現で整形しながら横のセルに出力していくVBAのサンプルコード

Excelの各セルを縦に読み込んで行き正規表現で整形しながら横のセルに出力するVBAのサンプルを紹介します。仕様ボタン押下後に、「変換前」の入力内容を正規表現で変換して、「変換後」に出力していきます。ここでは正規表現の中身を「Bが連続して続いたら、B一文字に変換する」にしてみます。ソースコードSub ボタン1_Click() Dim i As Long Dim maxRow As Long minRow = 2 maxRow = Sheets("Sheet1").Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row '最終行 '正規表現オブジェクトの設定 Dim reg As Object Set reg = CreateObject("VBScript.RegExp") With reg .Pattern = "B+" '正規表現パターン .IgnoreCase = False '大文字と小文字を区別する .Global = True '文字列全体を検索するか(True) End With For i = minRow To maxRow Cells(i, 2).Va...
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全てのシートのカーソル位置をA1に移動し、拡大率100%にするVBAサンプルコード

Excelファイル内のすべてのシートのカーソル位置をA1に移動し、拡大率100%にするVBAサンプルを紹介します。仕様「ボタン」を押すと「読み込みExcelファイル」のパスからExcelを開き、各シートの選択セルをA1セルにし、拡大率を100%にします。画面仕様ソースコードSub ボタン1_Click() 'このブックを取得 Set myWorkBook = ThisWorkbook 'A1に固定するExcelのパスを取得 Dim filePath As String filePath = myWorkBook.Worksheets("Sheet1").Cells(2, 2).Value 'ターゲットのブックを開く Workbooks.Open Filename:=filePath Set targetWorkBook = Workbooks(Dir(filePath)) '全シートループ For Each targetSheet In targetWorkBook.Worksheets targetSheet.Activate 'A1セルを選択 Application.Goto Re...
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PowerShellで正規表現を使って、フォルダ内のファイル名を一括変換する方法を紹介

PowerShellと正規表現で、指定したフォルダにあるファイルの名前まとめて変換する方法を紹介します。仕様動作仕様Windows PowerShellでフォルダ内のファイル名を、全てまとめて変換します。ただし、様々なファイル名の形式にできてしまいますので、今回は以下の例題をもとに考えます。例題フォルダ構成c:\temp\test2の下に、下記のファイルが格納されているものとします。例題フォルダ内のファイル「test1_test0001_nnnn.txt」のうち、「test0001」の個所をまとめて「abc」に置き換えます。使用する正規表現下記の正規表現で、「test0001」の個所を検索します。(?<=^test1_)test{4}test1_で始まる個所から読み込んで「test+4文字の数字」のある部分を検索する正規表現です。※また、実は別にこんな凝った正規表現でなくとも、「test0001」でも十分なのですが、「test2_test0001_0002.txt」や「test1test0001_0002.txt」、「test1_test0001_test0001.txt」のようなファ...
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Excelシート上にフィボナッチ数列を表示するVBAのサンプルコード

Excelシート上にフィボナッチ数列を表示するVBAのサンプルを紹介します。フィボナッチ数列とはまずフィボナッチ数列が分からないとコーディングできないので、簡単にフィボナッチ数列をおさらいします。フィボナッチ数列とは、前の2つの数字を足していって次の値を追加してできる数列です。フィボナッチ数列の計算手順最初は1と1の2つの数字を足します。すると1+1=2で「1,1,2」の数列ができます。次は1+2=3なので、「1,1,2,3」の数列ができます。次は2+3=5なので、「1,1,2,3,5」の数列ができます。以降もこれを繰り返して下記の数列が出来上がります。1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233・・・これがフィボナッチ数列となります。プログラムの仕様画面仕様ボタンを押下すると、「求める項数」に指定した数分、フィボナッチ数列を4行目に作成します。以下の画面だと10個の数列ができます。画面項目仕様画面の中の各項目の項目仕様は、以下のとおりです。No.項目名説明備考1求める項数出力する項の数です。2項項番号を示す行です。3フィボナッチ数列ボタンを押下した際にフィボナ...
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Windows上のフォルダにあるファイルを、Excelシート上に一覧表示するVBAのサンプルコード

Windows上のフォルダにあるファイルを、Excelシート上に一覧表示するVBAのサンプルコードを公開してみます。仕様画面仕様シートの「検索パス」のセルに検索対象のフォルダのパスを入力しています。右側の「一覧表示」ボタンを押したときにファイル一覧が出力されます。ファイル名ファイルのフルパスファイルへのリンクソースコードDim RowNo As LongDim No As LongSub ボタン1_Click() Application.ScreenUpdating = False RowNo = 5 No = 1 Call ClearList Call FileSearch(Sheets(1).Cells(2, 2)) Application.ScreenUpdating = True End Sub'一覧初期化Sub ClearList() Dim lastRow As Long lastRow = Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row Sheets(1).Rows("5:" & Cells.Rows.Count).Delete End Sub'ファ...