
PowerShellからのExcel操作時にApplication.Calculationの設定によって速度の違いがあるか測定
ExcelマクロでApplication.Calculationの自動計算をOFFにするコードを記述することがあります。これは無駄な再計算でマクロの実行速度を落とさないためです。PowerShellでこのプロパティを設定した場合も、実行速度に影響があるか検証してみました。検証手順Excelシートに対して、数値と計算式を格納する処理を大量に繰り返すPowerShellのScript(*.ps1)を用意します。そして下記の2パターンでそれぞれ10回テストして、実行時間の平均値を求めます。No.検証パターンApplication.Calculation補足1自動計算ONで実行xlCalculationAutomatic(※規定値を想定)処理開始時から処理終了まで自動計算ON2自動計算OFFで実行xlCalculationManual処理開始時から処理終了まで自動計算OFFなお、Application.CalculationはExcelの以下の部分の設定と同等です。ソースコード使用したソースコードは下記のとおりです。$excel.Calculationの部分(25行目、43行目あたり)の設定を...